Gitの使い方
まず最低限今必要なことだけにはなりますが書きます.今後充実させます.
1 Gitの概要と用語についてざっくり説明
Git(ギット)というのはバージョン管理システムです.簡単に言うと,ファイルのの内容を変えた前後の違い(差分)を残しながら文書ファイルやソースコードを更新していけます.こうすることでファイルの更新履歴を残すことができるので,後から「どこの何を変えたか」という更新の歴史を見たり,古いバージョンを復元したりできます.
Github(ギットハブ)というサービスを使えば,更新の履歴と合わせてサーバー上にファイルを置いて,他の人とネットを通して共有することができます.
↑加筆します
2 事前準備
2.1 Gitのインストール
下のリンク先から自分のOSに合ったバージョンをインストールしてください.
https://gitforwindows.org/
いろいろ効かれますが,基本はデフォルトのままNextでいいです.下記の画面だけ画像のように変えてください.

インストールが完了するとWindowsのスタートメニューにGit Bashというソフトが入っているはずなので,それを開いてください.
ここでユーザー設定をします. 黒い画面が出てくると思うので,下記のコマンドを自分の情報に書き換えて入力してください.名前は好きな名前で構いません.
git config --global user.name 自分の名前(半角英数)
git config --global user.email メールアドレス
2.2 Visual Studio Codeをインストール
Visual Studio Code(VScode)はマイクロソフトが出しているエディターソフトです.下記からインストーラをダウンロードしてインストールしてください.
https://code.visualstudio.com/download
基本はデフォルトのままで進めていいですが,下記の点を変更して下さい. 下記をすべてチェック. - 追加タスクの選択 - デスクトップ上にアイコンを作成する - エクスプローラのファイルコンテキストメニューにcodeで開くアクションを追加する - エクスプローラのディレクトリコンテキストメニューにCodeで開くアクションを追加する.
インストールできたらVScodeを起動してください. 「VScode 日本語化」と検索して日本語化も済ませましょう.
下記の通り,Git Historyという拡張機能もインストールしてください.

2.3 隠しファイルをみえるようにする
Windowsのエクスプローラを開いて上の「表示」の中にある「ファイル名拡張子」と「隠しファイル」にチェックを入れましょう.
↑加筆します
3 とりあえずこれだけはできるようになって
GitおよびGithubは機能盛り沢山なので全てを完璧に使いこなすことは不可能です. Nociws内でGithubで管理されたプロジェクトに参加する場合に最低限必要になることをここにまとめます. プログラムは書かないという人もドキュメントの管理をできるようにならなければなりません. 最低限この項目は熟読して使えるようになってください. できるだけ優先順位が高く簡単な順に書きます.
3.1 リポジトリの中身を覗く
リポジトリというと難しそうですが,要は「フォルダ」です. Githubのサーバー上にあるフォルダだと思ってください. 下記のGithubのNociwsのページにアクセスしてみてください.
https://github.com/Nociws
URLは
github.com/+ユーザー名となっています. なので,例えば私はユーザー名がussy6なので,わたしのページはhttps://github.com/ussy6です.
アクセスすると"Repositories" の下にいろいろ名前が並んでいると思います.これら1つ1つがリポジトリです. プロジェクト名や製作物の名前が付いていると思います. クリックするとリポジトリの中身を見ることができます.PC上ののフォルダのように様々なファイルやフォルダで構成されていることがわかると思います.プロジェクトや製作物ごとにリポジトリを作って関係するファイルを収納しているのです.
3.2 issueの出し方
このissueという機能が一番簡単です.リポジトリの内容について,質問,改善点,意見,今後の課題など,議題を投稿できます.issueを作るとスレッド形式で議論ができます.活発に使用してください.マイルストーン機能で期限を設定したり,担当者を設定したり,ラベルを付けて分類したり,いろいろできます.
↑書き加えます
参考サイト:https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1704/28/news032_4.html

3.2 projectsの使い方
projectという機能があります.issueはリポジトリごとに紐付いた機能ですが,projectsは様々なリポジトリのissueをまとめて issueに紐付かないアイテムを作ることも可能です.プロジェクトで使用するリポジトリが複数にまたがる場合に横断的にissueを見たり,団体全体のタスクの一覧を作成したりできます.
↑書き加えます
参考サイト:https://softwarenote.info/p3658/

3.3 クローンからプルリクエストまで
「リポジトリの内容を更新してプルリクエスト出しといて」と頼まれたときには下記の手順を行なってください.良く知らない言葉ばかりで良くわからないと思いますが,まず理解できなくていいのでやってください.「何をやっているか」という解説は後日書いておきます.
Github上のリポジトリの内容を更新したいとします.文書ファイルやソースコードを書き換えたい,新たなフォルダを加えたいという場合です.そのときにはリポジトリの内容を直接編集するのではなく,まず自分のPCにリポジトリの内容をコピーしてコピーしたファイルをPC上で書き換えます.そして,内容の変更が完了したらリポジトリにアップロードして内容を更新します.こうすることで他の人とファイルの内容を共有できます.
Gitではサーバー上のリポジトリを自分のPC上にコピーすることを"クローン"と呼びます.
作業に入ります.わかりやすい場所に「TestGit」というフォルダを作ってください.フォルダを右クリックして「Codeで開く」を選択してください.
これで対象のフォルダがVScodeで開けます.
下のリポジトリをクローンしたいとします. https://github.com/Nociws/GitTutorial
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フォルダの初期化

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Cloneする

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GithubからURLをコピー

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VScodeで貼り付け

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保存したい場所のフォルダを選ぶ

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今のワークスペースで開く

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VScodeのエクスプローラのタブでテキストファイルを作る(自分の名前.txtとでもして作る)

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テキストファイルを開いて何か書く.

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ローカルでブランチを作る

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ブランチ名(自分のブランチだとわかる名前にする)を打ち込む

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今いるブランチが先ほど作ったブランチになっていることを確認する.

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addする

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コミットメッセージ(わかりやすい任意のメッセージ)を打ってcommitする

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ブランチをリモートリポジトリにプッシュする

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Githubに行ってプルリクエストを出す.


ここまで出来たら,後はGithubで管理者が許可を出す(マージする)とGithubのリポジトリの内容が自分の書き換えた内容に更新されます.